ソング / トラック

トラックの作成と編集

トラックの作成と編集

『Studio One使い方講座』トップ

ここではソングの中の、各トラックの編集や機能について見ていきます。

トラックの作成

オーディオトラックの作成

実際の演奏やボーカルを録音する場合は「オーディオトラック」をまずは作成することが必要になります。

オーディオトラックの作成はメニューバーの「トラック」から『オーディオトラックを追加 (モノ) 』『オーディオトラックを追加 (ステレオ) 』のいずれかを選択します。

オーディオトラックを追加

そうすると、オーディオトラックが作成されます。

オーディオトラック

インストゥルメントラックの作成

すでに立ち上がっている音源(バーチャル楽器)を使ったトラックを新たに増やしたい場合は「インストゥルメントトラック」を作成します。

こちらもメニューバーの「トラック」から、 『インストゥルメントトラックを追加』を選択します。

インストゥルメントトラックを追加

トラック内の鍵盤のマークをクリックすると音源を割り当てることができます。

インストゥルメントトラック

オートメーショントラックの作成

音量やPan、音源のパラメータを後から調節したい時は「オートメーショントラック」を作成します。

こちらもメニューバーの「トラック」から、 『オートメーショントラックを追加』を選択します。

立ち上がった時は次のように特に何もできない状態になっています。

オートメーショントラック

ですので、このトラック上で右クリックをし、「オートメーションを表示/隠す」を選択します。

オートメーションを表示/隠す

そして「なし」のところを選択し、「追加/削除」で調節したいオートメーションを選択すればOKです。

追加/削除

フォルダートラックの作成

トラック数が増えてくるとある程度似たトラックはフォルダーでまとめておいた方が管理がしやすくなります。そういった場合は「フォルダートラック」が便利です。

こちらもメニューバーの「トラック」から、 『フォルダートラックを追加』を選択します。

フォルダートラックを追加

そうするとフォルダ-トラックが作成されます。

フォルダートラック

フォルダートラックにトラックをまとめたい場合は、まとめたいトラックをドラッグしながらこのフォルダー上に持って行きます。そうすると、フォルダートラックが青く色が変わります。

フォルダートラック

フォルダー内にトラックが入ると少しトラックが右側にずれて表示され、階層ができます。

フォルダートラック

トラック作成の別の方法

トラックの作成(追加)は、トラックを表示している上にある「+」マークからでも可能です。

トラックの作成

「タイプ」のところで、オーディオやインストゥルメント、オートメーション、フォルダトラックに切り替えることができます。

トラックの作成

トラックの削除

トラックの作成(追加)とは反対に、トラックを削除したい場合はメニューバーの「トラック」から、 『トラックを削除』を選択します。

トラックを削除

トラックを表示しているところで右クリックをし、「トラックを削除」でも可能です。

トラックを削除

トラックの複製

既存のトラックを複製(コピー)したい場合は、メニューバーの「トラック」から、 『複製』あるいは『複製 (完全) 』を選択します。

複製

こちらでも、トラック上で右クリックから選択できます。

トラックを複製

ちなみに「複製」と「複製 (完全) 」の違いは、「複製」はトラックだけのコピーで、「複製 (完全) 」だとトラックだけでなくイベント(内容)までコピーされます。

複製

「複製 (完全) 」の別の方法

「Alt キー(Macではoptionキー)」を押しながらトラック部分をドラッグするだけでも「複製 (完全) 」は可能です。

複製

トラックの移動

トラックを任意の場所に移動させたい場合は、トラック上で左クリックを押したまま状態で持って行きたい場所まで移動させます。

下図のような青い線が出てきたところが移動場所になります。

トラック移動

トラック名の変更

トラック名を変更したい場合は、トラック名が書かれているところをダブルクリックします。

そうすると青く点灯しますので、任意の名前を付けます。

トラック名変更

その他機能

こまごまとした機能について見ていきます。

トラックのミュート(消音)

一部のトラックのみミュート(消音)させたい、あるいは一つのトラックだけ単体で聴きたいという場合が出てくるはずです。

ミュートさせたい場合は、トラック部分にある「M (ミュート)」ボタンをクリックします。ミュートされると下図のように赤く点灯します。

M (ミュート)

トラックを無効化

ミュートに関連して、トラックを無効化することもできます。

トラック上で右クリックで「トラックを無効化」を選択します。

トラックを無効化

そうすると、イベントも無効化(グレー)になります。

トラックを無効化

再度有効化する場合は、トラック上で右クリックをして「トラックを有効化」を選択します。

トラックを有効化

ソロモード(単体トラックだけの視聴)

任意のトラックのみ単体で聴きたい場合はMボタンの右隣にある「S (ソロ)」ボタンを押します。ソロモードになると下図のように黄色く点灯します。

ソロモード

ソロはあくまで複数の中から1つのみを聴く機能ですので、Sボタン以外のトラックはすべてミュートされます。

ソロモード

ソロモードを止めるときは、もう一度Sボタンを押して解除しておきましょう。そうしないとすべてのトラックのSボタンを押していかないとすべてのトラックが聴けなくなります。

ボリュームの調整

トラックのボリューム(音量)を調節したい場合は、トラック名が書かれている下にあるラインから可能です。

音量

右に持って行くとボリュームが大きくなり、左に持って行くと小さくなります。

細かく設定したい場合は「ミックス」画面からがオススメです。
※「ミックス」画面は、Studio Oneの右下にある「ミックス」を青く点灯させると表示されます

トラックを隠す

指定したトラックを表示させないことができます。

表示させたくないトラック上で右クリックをし、「トラックを隠す」を選択します。

トラックを隠す

隠したトラックを再表示させたい場合は、トラック表示部分の上にある「トラックリスト」をクリックします。

トラックリスト

そうするとトラックすべてが表示されます。グレーになっているところが隠れているトラックになります。●のところをクリックすると再表示できます。

トラックリスト

トラックをロック

誤ってトラックを消してしまわないように、トラックをロック(保護)することができます。

保護したいトラック上で右クリックをし、「1つのトラックをロック」を選択します。

1つのトラックをロック

ロックされたトラックは右側に南京錠のマークが表示されます。

ロック

このマークが表示されているトラック上では「トラックを削除」の項目が選択できなくなります。

ロック

ロックを解除する場合は、トラック上で右クリックをし、「1つのトラックのロックを解除」を選択します。

1つのトラックをロックを解除

ロックされるとトラック削除だけでなく、音の追加や編集なども一切できなくなりますので注意してください

【Studio One使い方講座 (ソング / トラック編)】

Studio One使い方講座トップページへ

よく読まれています!

Studio One Prime 1

無償版「Studio One Prime」のダウンロードとインストール方法について解説しています。

ソング全体の調整 2

Studio Oneでの拍子やキー、テンポの変更など、ソング全体に関わるぶぶnについて解説しています。

ピアノロールビューでのMIDI入力 3

Studio Oneのピアノロールビューの見方と、音符(MIDIノート)の打ち込み方について見ていきます。

Qwerty Keyboardを使う 4

Studio Oneでの「Qwerty Keyboard」の使い方について解説しています。

オーディオ機能 5

Studio Oneのオーディオレコーディングやエクスポート等について解説しています。

-ソング / トラック