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Notionとは?
DAWを連携させる「Rewire」
Studio Oneには楽譜(五線)入力機能や楽譜作成機能がありません。
ただ、DAWは2つ同時に立ち上げることができるので、Studio Oneを立ち上げている時に楽譜作成ソフトを立ち上げておけば、疑似的に楽譜機能を追加させることができます。
しかしどんなDAWでも構わないということはありません。
「Rewire(リワイア)」という規格に対応したDAWである必要があります。
「Rewire」同士でDAWが連携されると、一方のDAWをメインDAW(ホスト)、もう一方をサブDAW(クライアント)という位置づけにします。
メインDAWとサブDAWは同期されますので、サブDAWに打ち込んだものがメインDAWでも再生されるようになります。また、再生や停止もメインDAWから同時に行えます。
残念ながら「Rewire」はどのDAWにも備わっているわけではありませんし、また、ホスト(メイン)にはなれるけど、クライアント(サブ)にはなれない、クライアントにはなれるけどホストにはなれないというものもあります。
Studio Oneはホストになれますがクライアントにはなれませんので、クライアントになれるRewire対応の楽譜作成ソフトを使って、そのソフトと連携させればよいことになります。
Notionとは?
Rewire対応でクライアントになれる楽譜作成ソフトはいくつかありますが、有名どころでは「Finale」や「Sibelius」になります。
ただ、実はStudio Oneを開発するPreSonusには「Notion」という楽譜作成ソフトも開発しています。
しかも、NotionにはStudio Oneとの連携機能も有しており、Studio Oneとの相性もバツグンです。
Studio Oneで作ったファイルをNotionに流し込んだり、逆にNotionで作ったファイルをStudio Oneに流し込むということもできます。
※送信できるのはMIDIのみかオーディオのみのいずれか
Studio Oneユーザーで、ピアノロールよりも五線で考える方がやりやすい方、今後楽譜にする予定がある方はぜひ「Notion」も追加で購入してみてください。
なお、FinaleやSibeliusの上位版は6~7万円程度しますが、Notionは「14500円~」となっていますので、楽譜作成ソフトでは破格と言えます。
※もちろん、機能や付属の音源等でその分の差はありますが
では実際にStudio OneとNotionの連携方法についてみていきます。
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