作曲ソフト(DAW)比較トップへ > Digital Performerシリーズ
MOTU『Digital Performer』について

◉データ◉
メーカー:MOTU
対応OS:
Win/Mac両対応
シリーズ:Digital Performerのみ
価格帯(市場価格):60500円~
MIDI入力モード:楽譜入力モード/ピアノロールモード
オーディオ入力:可能
◉おすすめ度(5段階評価)◉
★★★
◉こんな方におすすめ◉
本格的に作曲したい方
プロ並の品質にしたい方
すでに他のDAWや別売ソフト音源をお持ちの方
◉Digital Performerの特徴◉
「Digital Performer」は旧版を入れると、とても歴史が長く、DAWの先駆けのようなソフトです。そのため、コアなファンが多く、昔から作曲に携わってこられた方のほとんどは「Digital Performer」を使用されています。
付属音源やエフェクト、ループ素材等が特別多いというわけではないので、他の作曲ソフトと比べると、若干見劣りする部分があります。
ただ、ボーカルレコーディングの編集にはかなりこだわっていて、録音した声をその場でMIDIデータ化(音符化)してくれる機能(オーディオ to MIDI)や、その声に対してハモリを付ける機能、タイミング補正をする機能があります。
※オーディオ to MIDI
また、まるでMIDIを扱うような感覚で自然な補正ができるピッチ編集機能もあるので、多少音がずれても補正できます。
バージョン10から、Ableton Liveを意識したような「Clips Window」機能が追加されました。
MIDIやオーディオのループ素材をクリップウィンドウと呼ばれるセルに配置しておき、リアルタイムでそれらのループを取捨選択しながら演奏できます。ライブパフォーマンスにも使えますし、ループを色々かけ合わせることで新たなひらめきを得られるかもしれません。
◉全体的な評価◉
Digital Performerは価格の割には付属音源やループ素材の容量が少なく、最初の1本目には向いていないかと思います。他のDTMソフトと併用する方が良いでしょう。
ただ、別売のソフト音源やループ素材を中心に制作される方は特に問題はないかと思います。
Digital Performerについてはこちらから詳しく
次の『Studio Oneシリーズ』へ