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【DAWレビュー】Logic Proを勝手に5段階評価してみた - 「推し」ポイントも紹介します!

Logic Proレビュー

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Logic Proを忖度なしで勝手にレビューしてみました。Logic Proをご検討の方に参考になる部分がありましたら幸いです。

Logic Proの概要

Logic Pro
出典:Logic Pro ウェブサイト

【Logic Pro データ】

  • メーカー:Apple
  • OS:Macのみ
  • グレード:Pro版のみ
  • 価格:30,000円 (記事執筆時・為替の影響を受けて変動する場合あり)
  • MIDI:ピアノロール / スコア(譜面)両対応
  • オーディオ:入出力対応
  • 総容量:72GB(記事執筆時)
  • トラック数:MIDIトラック・オーディオトラック最大各1000トラックまで
  • その他:フリートライアル版〇 / アカデミック版× / クロスグレード版×
    クロスグレード版についてはこちらをご覧ください
  • 初心者の方へのオススメ度(5段階):★★★★★

Logic Proは次のような方にオススメ!

  • Macを購入してみたものの、持て余している方
  • GarageBandの操作に慣れてきた方
  • DAWでは操作性を重視している方
  • 極力追加費用を抑えたい方
  • 高クオリティなループ素材を使いたい方
  • 楽器演奏はAIに任せたい方
  • 自分の作品を楽譜に起こしたい方

Logic Proは言わずと知れたApple社のDAWです。

大抵のDAWではWindows版とMac版の両方が用意されていますが、Logic Proについては残念ながらMac版のみとなります。

グレードは「Pro版」のみで、ライトユーザー向けとしては無料の「GarageBand」が用意されています。

価格は30,000円(記事執筆時)と、他のプロ用DAWに比べると1/2ほどで非常にお買い得です。

基本的に楽器が弾けない人はMIDI機能を使った作曲になることが多いですが、ピアノロール機能とスコア(譜面)機能両対応なので、楽譜が苦手な人でも得意な人でもスムーズに作曲に入っていけます。もちろん、オーディオ入力対応もしていますので、そのままレコーディングもできます。

Logic Proの強みはソフト音源やループ素材の多さです。今のところ全部インストールすると72GBになります。ただ、多すぎてSSDを圧迫してしまいます。

トラック数はMIDIトラック・オーディオトラックなど1000トラックまでなので、どんな大掛かりな作品でも足りないということは絶対にないはずです。

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Logic Proの「推し」ポイント

おすすめポイント

個人的にLogic Proで素晴らしいと思う「推し」ポイントを挙げてみます。

「推し」ポイント1:圧倒的なコストパフォーマンスの良さ!

Logic Proの魅力は、高機能の割に他のDAWに比べて価格が非常に安い点です。つまり、コストパフォーマンスに優れているところです。

本記事執筆時では「30,000円」となっています(為替相場の影響等により変動する場合があります)。

logic pro価格
出典:Mac App Store

同じプロ仕様の、主なDAWと価格を比較してみましょう(新規購入時)
※価格は記事執筆時なので変動している場合があります

  • Cubase Pro:62700円
  • Studio One Professional:52800円
  • Ableton Live Suite:84800円
  • Digital Performer:72000円
  • ProTools Studio(旧Pro Toolsの場合):77880円
  • ABILITY Pro:59400円

他のDAWと比べると約半額~1/3程度となっています。

また、他のDAWでは1~3年置きぐらいにバージョンアップ(アップデート)して、その度ごとに費用がかかります(もちろんバージョンアップ/アップデートするかどうかは使用者の判断によります)。

しかし、Logic Proは2024年5月にバージョン11にバージョンアップしましたが、Logic Pro X(バージョン10)ユーザーはバージョンアップ費用がかかりません。

それにも関わらず「Live Loops」「空間オーディオ」「Session Players」といったメジャーアップデート級の新機能や、ループ素材・サンプルライブラリの追加等がバージョン10登場(2013年)以降継続してなされています。

一度購入したら長期間追加費用なしで使い続けられるというのはユーザーにとっては非常に有難いポイントです。

「推し」ポイント2:大容量のループ素材と音源数

Logic Pro「推し」ポイントの2つ目はコストパフォーマンスの良さにも通じるのですが、価格を考えると良い意味でそれに見合わない付属ループ素材と音源(バーチャル楽器)の多さです。

インストール容量はなんと「72GB」!。大容量になりがちなソフトウェア音源でも2万円台で72GBはまずありません。

ループ素材は「28923」種類。記事執筆時の量で、アップデートごとにさらに増えていきます。

Logic Pro ループ素材

これだけあればループ素材には困りません。

また音源は、”なんでもござれ”の「サウンドライブラリ」に加え・・・

Logic Pro サウンドライブラリ

サンプラーやシンセサイザー、管楽器、弦楽器、オルガン、エレピ等個別の楽器に焦点を当てた音源も用意されています。

Logic Pro音源

これだけのループ素材や音源が用意されていると、当分は別売りのものを別途追加しなくても良いので、お財布にやさしいです。

その他、Logic Proの詳しい仕様についてはコチラをご覧ください

「推し」ポイント3:カスタマイズ性の高さ

DAWでは操作性が非常に大切です。操作性が悪いと操作自体に時間がかかり、作曲のモチベーションも下がってしまいます。

そんな中Logic Proではキーコマンド(キーボードショートカット)を自分なりにカスタマイズすることができます。

Logic Proキーボードショートカット
キーコマンドカスタマイズ画面

用意されているコマンド数は「1929種類」と、他のDAWと比べても細かくコマンドが用意されています。

つまりより細かい操作にコマンドが用意されているため、マウスを使わなくてもパソコンのキーボードでほとんどの操作を集約させることができます。

その他、Logic Proには画面上にツールバーが用意されており、用意されているツールを表示させておくことで、無駄なマウスの動きを減らすことができます。また、表示項目をカスタマイズすることができますので、自分の用途に合わせたLogic Proにアレンジできます。

Logic Pro ツールバー
ツールバーカスタマイズ
中の人
「Logic Proが使いにくいなぁ」と感じている方は、よく使うコマンドのショートカットキーのカスタマイズをやるだけでも操作性が全然変わってきます!

「推し」ポイント4:AIによる自動演奏

バージョン「11」から、「Session Players」という新機能が搭載されました。

Session Players
画像引用:Logic Pro Webページより

「Session Players」は簡単に言うと、指定したコード進行に合わせてAIで伴奏を作ってくれる機能です。

今のところ自動演奏してくれる楽器はドラム・ベース・キーボードですが、今後ギターなども追加されるかもしれません。

楽器単体の別売りソフト音源ではそういう自動演奏機能はありますが、DAW自体に自動演奏機能が追加されるのは少ないので、作曲の着想を得るためのヒントとして十分活用できそうです。

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Logic Proの残念なポイント

残念なポイント

「推し」ポイントだけでは忖度しているみたいなので、残念なポイントにも言及していこうと思ったのですが、これといって見つかりませんでした(汗)

強いて言うならMac版しかないというところでしょうか?ただ、Apple社としてはMacの付加価値を維持するために、Windows版には絶対対応しないだろうと思います。

「Logic Proを使いたければMacを買え!」、おそらくそういうスタンスは今後も貫かれるでしょう。

あとこれは「残念」というより「うれしい悲鳴」という部類ですが、インストール容量が70GB以上もあるため、Mac標準のSSD容量(256GB)では1/3程度が占有されてしまいます。

ですので、標準の256GBでは若干不安で、512GB等でカスタマイズして購入することが求められるかもしれません。ただし、ダウンロードしたファイルを一部他のディスクに移すことは可能ですので、やりくりできないわけではないです。

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Logic Proの総合評価(5段階)

評価

ということで、Logic Proの総合評価は5段階中・・・

★★★★★★★★★★

星10コです!

もはや5段階を大きく飛び越えてしまいました(汗)

5段階なんて言う狭い範囲に収まらない、それほど素晴らしいDAWと言えます。

90日間のフリートライアル版がありますので、気になる方はぜひダウンロードしてみてください。Macをお持ち方なら利用しない理由はありません。

また、当スクールではLogic Proの使い方についてのコンテンツを用意しております。メインはGarageBandの使い方ですが、GarageBandとLogic Proではほとんど操作や画面の見た目は同じになっていますので、十分適用できると思います。

ぜひ当スクールの「GarageBand使い方講座(Logic Pro対応版)」をご覧ください。

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