ステップ2:伴奏をつける
伴奏では「コード」を使います。
「コード」について詳しくは『ミニ「コード理論講座」』のところで
説明しておりますので、まだお読みでない方は、そちらをお読みください。
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」という7つの音のみでできたコードを
色々並び替えて、自分のアイディアにあったものを作りましょう。
ここでは、『ミニ「コード理論講座」』の例4「②→⑤→①→⑥→②→⑤→①」
というコード進行を使いましょう。
このコード進行に、ステップ1のリズム(ドラム)を加えます。
そうすると、ただの音の並びだったコード進行に「曲っぽさ」がグッと出てきます。
とりあえずステップ1の「Pops・Rock系ドラム」を加えてみましょう。
◉コード進行例4+Pops・Rock系ドラム
※コード進行のテンポはドラムにあわせています
◉コード進行例4+R&B系ドラム
では、今度は同じコード進行に前回の「R&B系ドラム」を付け加えてみましょう。
※コード進行のテンポはドラムにあわせています
◉コード進行例4+Dance系ドラム
では、今度は同じコード進行に前回の「Dance系ドラム」を付け加えてみましょう。
※コード進行のテンポはドラムにあわせています
どうでしたか?「コード+ドラム(リズム)」でかなり曲っぽさが出てきたでしょう。
しかもドラムを変えるだけで同じコード進行(伴奏)でも、かなり雰囲気も変わっていくのが
わかるのではないでしょうか?
プロの方でも同じ方法で作曲をしていきます。
まるで着せ替え人形を楽しむかのようにドラムを変えたり、コードを変えたりしながら、
自分のイメージにあうものを探っていくんですね。
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