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IMAGE LINE『FL STUDIO』について
◉データ◉

メーカー:IMAGE LINE
対応OS:Win / Mac
※バージョン20以降にアップデートするとMacに対応
シリーズ:Fruity / Producer / Signature / All Plugins Bundleの4シリーズ
価格帯(市場価格):
Fruity⇒12000円~ Producer⇒20000円
Signature⇒26000円〜 All Plugins Bundle⇒120000円〜
MIDI入力モード:ピアノロールモード
オーディオ入力:可能
◉おすすめ度(5段階評価)◉
★★★★
◉こんな方におすすめ◉
ループ中心の作曲をしたい方
とにかく簡単に作曲したい方
クラブ・ダンス系音楽の作曲をしたい方
アップグレードにお金を払いたくない方
◉FL STUDIOシリーズの特徴◉
「FL STUDIO」は、主に「ループ」と呼ばれる短い音声素材を繰り返しながら作曲していくソフトです。
※もちろん、繰り返ししかできないということはありません
付属音源がクラブ・ダンス系寄りなので、そういった音楽を目指されている方にはおすすめです。また、付属音源やエフェクトの数がかなり多いです。
同様のソフトにACIDというものがありますが、ACIDは元々あるループをつなげて作曲していくという形ですが、FL STUDIOはループさえも自分で作って、自分好みのパターンに仕上げて作曲していきます。
※ACID同様、既存のループ素材を使うことも可能です
つまり短いフレーズを自分で作って、それをループさせて繋げていくという方法です。
ドラムでは、バスドラムやスネア、ハイハットなどの単発素材を割り当てて、「ステップシーケンサー」という機能を使って作り上げていきます。
※FL STUDIOのステップシーケンサー
また、ピアノロールを搭載していますので、MIDI系作曲ソフトとしても使えます。楽譜入力モードはありませんが、楽譜(PDF形式)として出力することは可能です。
FL STUDIOは「ライフタイムアップグレード制」になっています。
この制度は簡単に言うと、一度ソフトを購入すれば、たとえバージョンアップしても今後もずっと無料で最新版が使えるというものです。
ですので、いちいちアップグレードにお金を払いたくないという方にはうれしいソフトです。
◉全体的な評価◉
ACIDのように、すでに出来上がった素材を使って作曲するのではなく、自分でループ素材を作って作曲するというのがFL STUDIOの大きな特徴です。あまり既存の素材には頼りたくないという方には向いているかと思います。
また、サウンドがクラブミュージック系に特化しているというのも特徴的です。
ただ、ソフト自体が日本語に対応していないので、ソフト内はすべて英語表記になっているため、作曲ソフトを初めて使うという方にはかなり操作が大変になるかもしれません
体験版がありますので、まずはそちらを使ってみることをお勧めします。
⇒FL STUDIO 体験版