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スイング設定
スイング設定
【スイングとは】
「スイング(swing)」とは、「Jazz」や「Blues」などで使われる特有のリズムのことです。
具体的には、2つ連続した音符があると、オモテの音を長めにとり、ウラを短く演奏する方法です。
Cakewalk by BandLabではMIDIノートに、こういった「スイング感」を出すことができます。
それでは、見ていきましょう。
【スイングの設定】
「スイング」の設定も、「クォンタイズ」と同様、「クォンタイズ」ダイアログから行います。
スイングの設定は、「オプション」の中にある『スイング』で行います。
「50%」が既定で、全くスイング感が無い状態です。この状態を「イーブン」と言います。
これは、オモテの音符とウラの音符が50%ずつ、つまり50:50 (1:1)の状態を表しています。
「スイング」値は、オモテの音符の割合を表します。
「Jazz」や「Blues」でとられるスイングは、オモテの音符とウラの音符が大体「2:1」つまり、「66%:33%」なので、スイング値を「66%」にします。
そうすると、先ほどのMIDIノートが次のように変化します。
「スイング設定」はあくまで、タイミングがスイングされるだけで、MIDIノートの長さは変わりません。
ドラムトラックにはとても有効な機能です。