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スケール・コードタイプの設定
スケールの設定
それでは実際にChordjamの使い方についてみていきましょう。
まずはメインとなる「スケール」を設定するところから始めます。
画面左上のところで、「ルート音」と「スケール」を設定します。
ここで指定したスケールに応じたコードを鳴らすことができます。
ルート音は既定では「C」となっているところをクリックすると、C~Bまでの12音の中から選べるようになります。
※黒鍵の音はすべて♯になっています
続いて「Scale Type」というところでスケールを選択します。
既定では「Minor」となっているところクリックすると、色んなスケールが選択できます。
「Major」はメジャースケール、「Minor」はマイナースケール(ナチュラルマイナースケール)になっています。その他、音楽理論を学習されたことがある方には馴染みのある「Harmonic Minor」や「Melodic Minor」などもあります。
それ以外にも結構個性的なスケールがあり、日本的な「Hirajoshi (平調子)」や、「Japanese A(都節音階)」「Japanese B(ヨナ抜き音階)」というものもあります。
コードタイプの設定
コードの基盤となるスケールが決まったら、続いて「コードタイプ(コードのルート音以外の音程)」を決めます。
「Chord Type」と書かれているところをクリックすると、多種多様なコードタイプを指定することができます。
通常のトライアド系だけでなく、6thコードやaddコード、susコードなども収録されています。
※ちょっとわかりにくいですが、「Major Scale」はメジャートライアド、「Minor Scale」はマイナートライアドになっています
スケールを指定し、コードタイプを指定したら、下部のバーチャルキーボードを押さえればコードが鳴ります。
指定したスケール以外の音は鳴らない仕組みになっていて、スケール外の鍵盤を押さえてもスケール音で構成されるコードになるよう音も補正されます。
例えばCメジャースケールで、コードタイプを「Major Scale」にした場合、スケール外の「ド♯」を押さえてもド♯が含んだコードは鳴らず、代わりに「Csus4」が鳴ります。
ですので、いちいちスケール音を気にする必要はなく、ただバーチャルキーボードを押さえれば良いだけです。
Chord Typeで指定したものはあくまでそのコードを中心に鳴らすということで、すべてがそのコードタイプで鳴らされるわけではありません。
鳴るコードの音域が高かったり低かったりする場合は、「Octave」のところで調整することができます。最大2オクターブ上下( 24 / -24 )できます
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