ラ・カンパネラを弾く漁師さん
昨日何げなく「さんま玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP」という番組を見ていたら、ラ・カンパネラを弾く漁師さんが出てきました。
この漁師さんは、ある時テレビでフジコヘミングさんが弾く「ラ・カンパネラ」に魅せられて、自分も弾きたいということから「ラ・カンパネラ」の練習を始めたようです。
しかし過去にピアノをされていたわけではなく、なおかつ楽譜も読めないという状態でした。
周りからは「弾けるわけがない」ということを言われながらも練習を毎日8時間続け、とうとう7年経った時に弾けるところまで到達しました。
ぜひ自分の「ラ・カンパネラ」をフジコヘミングさんに聴いてもらいたいということで、この番組で夢が実現しました。
「ラ・カンパネラ」はプロも敬遠するほどの難曲だったにもかかわらず、ピアノ未経験の方が弾けるようになるというのは本当にすごいことだと思います。
やはり「自分は絶対これを叶えるんだ!」という気持ちは何事にも大事だということがわかりました。
ちなみにこの漁師さんは「ラ・カンパネラ」に出てくる4073か所をすべて指で覚えさせて弾いているようで、最初からではないと弾けないようです。
番組内ではピアノのアプリのようなもの(楽譜に沿って弾くものではなく、ピアノロールのような視覚的にアレンジされたもの)を使って練習されていたようですが、個人的に「ピアノは楽譜を見て弾くもの」という固定概念があったためか、そういうアプリがそこまで有効だとは思いもしませんでした。
こういうのを見ると、楽器を練習していてすぐに諦めがちになっていた自分が恥ずかしくなります。
もっともっと練習しないと!と思わせてくれる非常に良い機会でした。