Finaleで市販のドラム譜のようにするには

Finaleでドラムを打ち込むということがあると思いますが、普通に打ち込むだけでは市販のドラム譜のようになりません。

ここではフリーソフトの『Finale NotePad』を使って、解説していきます。

まず普通に「バスドラム(Kick Drum)」を打ち込みます。

バスドラム

ただ、そのまま打ち込むと符幹(ぼう)が上向きになってしまうので、キーボードで半角にし「 l (エル)」ボタンを押します。そうすると、次のように下向きになります。

バスドラム

そのまま打ち込み、次のようにしたとします。

バスドラム

休符も上下のカーソルキーで位置を調整します。

次にレイヤーの切り替えボタンを押します。レイヤーボタンは画面左下にあります。既定では「1」になっていますが、「2」に変えます。

レイヤー

そして、そのまま「ハイハット」と「スネア」を打ち込んでいきましょう。この場合も「 l (エル)」ボタンで符幹の向きを変えます。

そうすると、市販と同じように次のようなドラム譜になります。

ドラム譜

このように、ドラムのような別々の楽器を一つの五線内で表す場合はレイヤーの切り替えをしてやると、不必要に音符が繋がったりしなくなりますので、ぜひ活用してみてください。