Cakewalk NextとCakewalk Sonarが無料に!
無料DAW「Cakewalk by BandLab」の後継モデルとしてリリースされていた「Cakewalk Next」と「Cakewalk Sonar」。
当初BandLabの有料メンバーシップに登録しないと使えない(アクティベーションできない)ようになっていましたが、いつの間にか両者とも無料での使用が可能になっていました!


また、Cakewalk NextとCakewalk Sonarは「Cakewalk Product Center」というところからインストールするように変わっています。
Cakewalk Product Center内で王冠マークが付いたものが有料メンバーシップに登録した場合のみインストールでき、それ以外は無料でのインストール/使用が可能です。

Cakewalk NextとCakewalk Sonarの違い(実際に使ってみてわかったこと)
無料で使えるようになったので実際に両ソフトを使ってみました。
まずCakewalk Nextですが、Cakewalk by BandLabやCakewalk Sonarと違ってMacでも使えるようになっているのが大きな違いです。

ただ、Cakewalk by BandLabやCakewalk Sonarにはある「譜面ビュー」がないなど、作曲ソフトというよりは“作曲アプリ”という感じで、ライトな印象を付けました。
その他、今のところ日本語に対応していないため、使いにくい印象があります。

一方、Cakewalk Sonarは「Cakewalk by BandLabの純粋な後継版」という感じで、見た目や操作はCakewalk by BandLabとほぼ同じです。


上図のように、外部音源のEZ Drummer3を立ち上げてみましたが、しっかり音が鳴ります。
ですので、Cakewalk by BandLabや旧モデルのSONARを使ったことがある方は、Cakewalk Sonarの方が使いやすいと感じられるはずです。
ちなみに、Cakewalk Sonarを立ち上げると下図のようなメンバーシップに登録した場合のメリットが表示されます。

この画面は15秒経たないと消せなくなっている仕様なので、そこがちょっと面倒なところです…
Cakewalk by BandLabの新規アクティベーションは2025年7/31まで!
すでに開発やサポートが終了してしまっている旧モデルのCakewalk by BandLabですが、2025年8月1日以降は新規のアクティベーション(認証作業)ができなくなる予定です。

いくらCakewalk by BandLabをパソコンにインストールしていても、アクティベーションしていない限り使えませんので、もしまだCakewalk by BandLabをアクティベーションをしていない方は、ぜひ2025年7/31までにアクティベーションしておきましょう!

別にCakewalk Sonarが無料で使えるんだからわざわざCakewalk by BandLabをインストールしなくてもいいのでは?とも考えられますが、Cakewalk SonarはCakewalk by BandLabの一部の機能が削減されているので注意が必要です。
例えば、Cakewalk by BandLabに付属する「ProChannel Modules」や、ディザリングの「Pow-r1」「Pow-r2」「Pow-r3」を使うには有料メンバーシップに登録しないといけなくなっています。


今のところ、Cakewalk by BandLabも「Cakewalk Product Center」からインストールできるようになっていますので、まだの方はついでにインストールしておいても良いかもしれません。

以上、駆け足で見ていきました。また続報があればお知らせしたいと思います。
Cakewalk SonarはCakewalk by BandLabと操作や見た目がほぼ同じなので、下記の「Cakewalk by BandLab使い方講座」も引き続き参考になるはずです。