楽器をやるなら初見練習も必須です
楽器を練習していて一番大変なのが「譜読み」だと思います。五線上に記された音符が何の音なのかを判別するのに時間がかかってしまい、それで楽器練習が嫌になるという方も多いはずです。
最初は音符上に音名を書いて、その音名に従って演奏するというのもアリですが、いつまでもそのようにしていてはむしろ大変です。
ですので、五線上の音符がどの音なのか瞬時にわかるようになるまで練習する必要があります。
もちろん一筋縄ではいかない場合が多いですが、例えばパソコンでキーボードと画面を行ったり来たりしながら打ち込むよりブラインドタッチを覚えた方が結果的に楽なように、音楽でも基準の音からいちいち線を辿っていって音を導き出すより、見たままで音名がわかるようになった方が楽になります。
Amazon等では下図のようなフラッシュカード型のものが複数販売されているので、そういったものを利用するのも一つの手だと思います。
最初はト音記号の下の「ド(いわゆる「中央のド」)」から1オクターブ程度で構いません。
慣れてくれば少しずつ音を増やしていきましょう。
また、ある程度ト音記号に慣れてきたら今度は「ヘ音記号」でも同じように1オクターブ程度からスタートしてみましょう。
ヘ音記号は低音楽器を弾かれない方にとってはあまり馴染み深いものではないので、おそらく慣れるのにかなり時間がかかるかと思いますが、それは誰もがそうなので心配いりません。