楽器練習で挫折しないために

楽器練習

楽器練習を始めてみたものの挫折をしてしまったという経験がある方は多いはずです。

その原因は「練習する時間が取れなくなった」という場合が多いのではないでしょうか?

ただプロを目指すなら別ですが、趣味として楽器を身につけるのであれば時間はそんなに必要ありません。毎日10分でも良いのでコツコツ楽器に触る習慣を付けるようにしてみましょう。10分ならどんなに忙しい方でも捻出できるはずです。

また、練習すること自体を忘れてしまって、だんだんと練習から遠ざかってしまったという方もおられるかと思います。

これについてはスマホ等のスケジュール管理アプリ等を使ってアラームをかければ対処できます。

日々の習慣と連動させるという手もあります。たとえば歯磨きや入浴等の前あるいは後に必ずするという風にしていると、日々の習慣と楽器練習が一体となり、忘れることも少なくなるかもしれません。

あと、楽器練習の際に教則本や楽譜等を使って練習するかと思いますが、どうしてもクリアできない部分があって、そこの練習をするたびに億劫になってきて練習から遠ざかるということがよくあります。

そういう場合は教則本を2冊同時に並行してやっていくという方法があります。

一方の教則本で躓いたら、今度はもう一方の教則本を使って練習していくという方法です。

楽器練習で一番大切なのがやはり「楽器に触れる」ということなので、触れるきっかけを持っておかないといけません。

「ここはどんなにやってもできないからもうやめる」ではなく、とりあえずここは置いておいて、別の教則本で進める、あるいはその練習課題は飛ばして次の練習課題に取り掛かるようにしてみてください。

律儀に1冊の本だけで、また書かれている順番通りにやらないといけないということはありません。

楽器に触れていれば、できなかったところをちょっとだけでも練習してみようかなという気になります。新しい練習課題にプラスしてみるようにしてみましょう。