芸術の秋!これから楽器を始めよう:その2

今回は、できるだけ挫折しない楽器の習得方法を見ていきます。
ここでのことはあくまで「個人的な経験」ですので、参考意見としてとらえておいてください。

【その1:最初から曲を弾く】

個人的にお勧めは、最初から曲を弾くことです。
もちろん難しいものではなく、これなら弾けそうだという簡単なもので、
なおかつ「知っている曲」です。

童謡なんかは誰でも知っていますし、わりとメロディも単調なので
弾きやすいでしょう。

「初心者」と名前の付く楽譜はたくさん売られていますので、
最初の時点で1冊購入しておきましょう。

ギターはまずはコードを覚えないといけませんが、あまりコード数を増やすことに専念する必要はありません。少ないコード数でも弾ける曲(サビのみとかでも構いません)はあります。

また楽器によっては、運指強化系の楽譜もありますが、これらはあくまで予習・復習的にとらえてください。運指強化がメインになってしまうと、必ず挫折します。

最初は音があまり出にくくても気にしなくても構いません。
指強化はその楽器に慣れてきた時でも遅くはありません。



【その2:最初からスムーズには行かないと理解する】

何でもそうですが、最初からスムーズには行きません。
体はそう簡単に思い通りに動いてくれません。

ある指に反応して、別の指を動かして音を鳴らしてしまうというは
最初は日常茶飯事です。

「思い通りに動くだろう」という考えは捨ててください。

しかし、反復練習の中で次第に指や手、足が独立して動いてくれます。

また、初心者の方で多いのが、指や手、手首に力が入りすぎ、ガチガチに固まってしまいます。

固くなった体で演奏するのは非常に大変なので、できるだけ柔軟に動かすように意識してみてください。


【その3:プロ級を目指さない】

あくまで「作曲」という観点から言えば、プロ級の演奏技術は必要ありません。

アウトラインさえできればよいので、超絶技巧的なテクニックを身に付ける必要はありません。

例えばどうしても自分でギターをレコーディングしたいということでしたらある程度
突き詰めていくのは大切ですが、作曲の補助として楽器を身に付けるという点なら、
そんなに突き詰める必要はありません。



【その4:10分でも良いので楽器を演奏する】

やはり楽器を身に付けるには「習慣化」しないといけません。
どんなに疲れていても10分は楽器の演奏時間を作るようにしましょう。

別にその10分でうまく演奏できる必要はありません。
昨日できなかったものが今日もできなかったというのはザラです。

一日経てば確実にうまくなるというものではないと心がけてください。

たとえ1週間経っても同じところをミスしてしまうということもよくあります。

しかし、それでも楽器を演奏するという習慣は持ち続けましょう。

お勧めは毎日行う行動の前あるいは後ろに楽器練習の時間を設けることです。

例えば、夜ご飯を食べる前あるいは後、寝る前、お風呂上りなどなど。
決まった行動(すでに習慣化されている行動)とセットしておくと、楽器を演奏するというのもそれらの行動と一体化していきます。



一つ楽器が演奏できるようになると、それが成功体験となり、別の楽器でもその成功体験が生かされるということはあります。

「最初は大変だったけど、続けていればなんとかなる」という
イメージがインプットされ、楽器だけでなく、語学やスポーツ等
でも応用できるのではないかと思います。