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SONARの「Session Drummer3」で打ち込み:その2
「Session Drummer3」で打ち込み:その2
【ドラムフレーズのマウス入力】
前回で打ち込むセッティングが出来上がりました。
それでは、実際に「Session Drummer3」を使って、ドラムフレーズを打ち込んでいきましょう。
まずは、「スマートツール」になっていることを確認します。
「スマートツール」は下の画像の「★」マークです。
スマートツールが設定されている状態で、ピアノロール上に音を打ち込んでいきます。
【バスドラムの打ち込み】
まずは「バスドラム」を打ち込みます。
「バスドラム」というのは、中央の大きな太鼓です。
バスドラムを打ち込むポイントは、主に1拍目と3拍目に置かれることが多いです。
ということで、1拍目と3拍目に入力しましょう。
「BassDr」と書かれた部分の1拍目にマウスカーソルをあわせたら、ほんの少し右へドラッグさせます。
同じ要領で3拍目にも置きます。
下のようになっていれば完成です。
【スネアの打ち込み】
次にスネアを打ち込みましょう。
「スネア」というのは、バスドラムの左側にある小さな太鼓のことです。
スネアを打ち込むポイントは、主に2拍目と4拍目に置かれることが多いです。
「Snare」と書かれている部分に配置しましょう。
【ハイハットの打ち込み】
最後に「ハイハット」です。
「ハイハット」というのは、スネアの左隣にあるシンバルのことです。
2枚のシンバルが重なった状態になっており、その2枚が閉じた状態を「クローズ・ハイハット」、開いた状態を「オープン・ハイハット」といいます。
単に「ハイハット」というと、「クローズハイハット」のことを指します。
ハイハットは主に、1小節を8つに分割する「8ビート」と、1小節を16分割する「16ビート」があります。
ただし、絶対に8つ、もしくは16で分割されていなければならないというわけではありません。
主に8分間隔で打たれていれば「8ビート」、主に16分間隔で打たれていれば「16ビート」となります。
では、まず「8ビート」例をみてみましょう。
グリッドを16分音符に設定していますので、1つおきにハイハット(ClsHat)が置かれます。
では、「8ビート (テンポ120)」を聴いてみましょう。
では、先ほどの「8ビート」をさらに細かくして、「16ビート」にしてみましょう。
8ビートのように細かく打ち込むのも面倒なので、複製機能を使います。
まず8ビートのハイハットすべてを囲むように、右クリックを押しながらドラッグします。ハイハットが青枠内に収まるようにします。
下のように、ハイハットのみ色が濃くなっていれば選択されている状態です。
次に、一番左端のMIDIノートにマウスカーソルをあわせ、キーボードの「Ctrl (コントロール)キー」を押します。
そうすると、カーソル部分に小さな+マークが表示されます。
「Ctrlキー」を押している限りはこのマークが表示されているので、これをひょうじさせたままMIDIノートをクリックし、右へドラッグさせます。
そうすると、全く同じMIDIノートが複製されます。
薄い緑は元々のMIDIノート、濃い緑は複製されたMIDIノートです。
特にドラムのように、同じ高さに同じ長さのMIDIノートを打ち込まないといけない場合は、
2~3個まずは打ち込んでいおいて、あとは先ほどの手順で複製すれば作業時間を短縮することができます。
では、「16ビート (テンポ120)」を聴いてみましょう。