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オートニュアンス入力

オートニュアンス入力

打ち込みにはどうしても機械くささが出てしまいます。

それは楽器独自のアーティキュレーション(強弱やタイミングなどの表情付け)をリアルに再現できないためです。

ただ、ABILITYではできるだけリアルな打ち込みになるように「オートニュアンス入力」というツールがあります。

ではまずは音符を用意しておきます。

音符

この音符に何らかの表情付けをしていきましょう。

「オートニュアンス入力」を使うためには、画面上部の「オートニュアンス入力」を選択します。

オートニュアンス入力

そうすると、「オートニュアンス入力」ダイアログが表示されます。

オートニュアンス入力

画面左の「Instrument」からアーティキュレーションを設定したい楽器を選びます。例として「Guitar」を選択します。

そうすると、「Guitar」特有の奏法が表示されます。

ギター奏法

ここでは例として「チョークUp(1)」を選択します。
この奏法は簡単にいうと、目的の音へしゃくりあげるように演奏するものです。
奏法について記載されているのでわかりやすいかと思います。

チョークUp(1)

では先ほどの音に「チョークUp」をしてみましょう。
「入力」ボタンを押します。

入力

見た感じでは何も変わっていません。

音符

ただ、画面下の「Strip Chart」をクリックし、『Pitch Bend』を選択してください。

そうするとピッチが、マイナスから「0」の方向へ進んでしゃくりあげていることがわかります。

Pitch Bend

こういったことを実際に手打ちでやっていくのは非常に煩雑なので、特殊な奏法はオートニュアンス入力にあるか探してみましょう。