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マスターエフェクト
マスターエフェクトの設定
これまでは各トラックにかけるエフェクトをみてきましたが、今回の「マスターエフェクト」は、すべてのトラックがMIXされた状態のものにかけるエフェクトです。
楽曲の最終調整としてのエフェクトともいえます。
それでは、マスターエフェクトの設定方法についてみていきます。
まず、メニューバーの「トラック」から『マスタートラックを表示』をクリックします。
そして、マスタートラックのトラック部分をクリックします。
そうすると、ループブラウザ部分が次のようになります。
上のようにならない場合は、画面右下の「トラック表示ボタン」を押してください。
マスターエフェクトの種類
それでは、マスターエフェクトの種類を大まかにみていきます。
◆Basic◆
一般的なマスターエフェクトです。
エコーとリバーブが設定されています。
◆Ambient◆
エコーとリバーブを強調したエフェクトです。
さらに細かく4種類のプリセットがあります。
◆Classical◆
その名の通り、クラシック系の楽曲に最適なエフェクトです。
さらに細かく7種類のプリセットがあります。
◆Dance◆
ダンスミュージックに最適なエフェクトです。
さらに細かく15種類のプリセットがあります。
◆HIPHOP◆
HIPHOP系の低音をやや強調したエフェクトになります。
さらに細かく8種類のプリセットがあります。
◆Jazz◆
ジャズに最適なエフェクトです。
さらに細かく7種類のプリセットがあります。
◆Pop◆
ポップソングに最適な、やや高音域を強調したエフェクトです。
さらに細かく9種類のプリセットがあります。
◆Rock◆
ロックミュージックに最適なエフェクトです。
さらに細かく10種類のプリセットがあります。
◆Special Effects◆
マニアックな設定のエフェクトです。
「Old Movie」は古い映画のような音色に、「Phone」は電話しているような音色になります。
◆Stadium Rock◆
大きな空間をシミュレートしたロック用のエフェクトです。
さらに細かく3種類のプリセットがあります。
マスターエフェクトの編集
ジャンル分けされたマスターエフェクトの設定を編集することができます。
まずは、「編集タブ」をクリックします。
そうすると、選択したマスターエフェクトの設定画面が出てきますので、プリセットを土台にして、個別のエフェクトを調節することができます。
それでは、マスターエフェクトの設定方法についてみていきます。
まず、メニューバーの「トラック」から『マスタートラックを表示』をクリックします。
そうすると、「Master Track」というトラックが、他の楽器と同様トラック表示パネルに表示されます。
同時に、画面左のライブラリにも「マスタートラック」が表示されます。
ミキサーのアイコンの下部にある「Factory」をクリックすると、各ジャンルが表示されます。
各ジャンルをクリックすると、そのジャンルに最適なエフェクトが自動的に設定されます。
どのような設定かを詳しく見たい場合は、トラック表示パネル上に表示されている「マスタートラック」のミキサーのアイコンをダブルクリックします。
そうすると、画面下部にエフェクト設定画面が出てきます。
下図は「Ballad」の場合です。
「Jazz」にすると、次のようになります。
各設定のツマミ部分を操作することもできますので、より好みに合ったエフェクト設定ができます。
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