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ライブ設定パネルについて:その3

ライブ設定パネルを見てみよう:その3

それではヘッダーの残りの部分を見ていきます。
まずは「ボイスグループ」機能です。

ヘッダー内の「VOICE GROUPING」というところをクリックすると機能が有効になります。

VOICE GROUPING

こちらの機能は簡単に言うと、コード間の音程差をなくす機能で、いわば「ボイスリーディング」を自動的に行ってくれます。

ボイスグループの種類は下図のように「Extracted」を除いて8種類あります。

VOICE GROUPING

【Dynamic】
「Dynamic」に設定すると、「C3」前後の音を使ってコード音が鳴ります。
テンションコードの場合でもC4前後までになります。

【Dynamic+1 Oct】
「Dynamic+1 Oct」に設定すると、「C4」前後の音を使ってコード音が鳴ります。テンションコードの場合でもC5前後までになります。

【Dynamic+2 Oct】
「Dynamic+1 Oct」に設定すると、「C5」前後の音を使ってコード音が鳴ります。テンションコードの場合でもC6前後までになります。

【Grouping C1-B2】
「Grouping C1-B2」に設定すると、「C2~B2」の範囲でコード音が鳴ります。ベース音があるコードの場合は「C1~B1」を目途に配置されます。

【Grouping C2-B3】
「Grouping C2-B3」に設定すると、「C3~B3」の範囲でコード音が鳴ります。ベース音があるコードの場合は「C2~B2」を目途に配置されます。

【Grouping C3-B4】
「Grouping C3-B4」に設定すると、「C4~B4」の範囲でコード音が鳴ります。ベース音があるコードの場合は「C3~B3」を目途に配置されます。

【Open Voicing】
「Open Voicing」に設定すると、1オクターブを超えてコード音が演奏されます。この場合は特にコードを切り替えても滑らかな移動にはなりません。

【Open Voicing】
「Open Voicing」に設定すると、だいたい「C2」あたりを最低音として、1オクターブを超えてコード音が配置されます。

この場合は特にコードを切り替えても滑らかな移動にはなりません。

【Open Voicing+1 Oct】
「Open Voicing+1 Oct」に設定すると、だいたい「C3」あたりを最低音として、1オクターブを超えてコード音が配置されます。



それでは最後に「ヒューマナイズ」機能について見ていきます。
「HUMANIZE」というところをクリックします。

HUMANIZE

この機能を使うと、ベロシティやタイミングを微妙にずらすことができるので、機械的ではなく、より人間味のある表現が可能になります。

HUMANIZE

「VELOCITY」に設定するとベロシティ(音の強さ)を微妙に変化を出して、「TIMING」に設定するとタイミング(音の始まり)を微妙に変化を出します。

「BOTH」に設定するとベロシティとタイミング両方に変化を出します。