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ライブ設定パネルについて:その1
ライブ設定パネルを見てみよう:その1
ここではヘッダーにある「ライブ設定パネル」について見ていきます。
「ライブ設定パネル」では、ボイシングやストロークなどをあらかじめ設定できるところです。
ただ単に「ドミソ」とベタ打ちしても、Scaler側でボイシングやストロークなどの味付けを行ってくれるところなので、実際の演奏や作曲でも役立つかと思います。
まずは「PERFORM」というところを押して、パフォーマンスモードを起動させます。
その右隣のところをクリックすると、色んな演奏スタイルを指定できます。
【ARPEGGIO】
「ARPEGGIO」に設定すると、コードを押さえると自動的にアルペジオ演奏して発音されます。
下の「UP」を押すと別の動きが設定でき、「1/8」を押すと演奏リズムを変えることができます。
【STRUMMING】
「STRUMMING」に設定すると、普通のコード弾きになりますが、「ALTERNATE」というところをクリックすると、コード弾きの発音タイミングを微妙にかえることができます。
「Alternate」だとコードを押さえるごとに低い音から高い音へ音が微妙にズレ、またコードを押さえると今度は逆に高い音から低い音へ音が微妙にズレるようになります。
「Down」だと常に低い音から高い音へズレていき、「Up」だと常に高い音から低い音へずれていきます。「Random」はその時々によって変わります。
ズレ感があまりわからない場合は、「MEDIUM」というところでズレ感の速度を変えることができます。「Slower」にするとズレ感が大きくなり、「Faster」にするとズレ感がほとんどなくなります。
コードを押さえた場合にタイミングがきれいに合いすぎて機械的に聴こえてしまうという時に役立ちそうです。
【PERFORMANCES】
「PERFORMANCES」ではScalerに搭載されている各種演奏スタイルを指定できます。
「ACCENTO」というところをクリックすると演奏スタイル一覧がでてきますので、どんなスタイルがあるか聴いてみてください。
【PHRASES】
「PHRASES」ではScalerに搭載されているフレーズが演奏できるところです。
「AFFABILE」というところをクリックするとフレーズ一覧がでてきますので、どんなフレーズがあるか聴いてみてください。
【RHYTHMS】
「RHYTHMS」ではリズムの付いたコードバッキングが演奏できるところです。
「CASTRATO」というところをクリックするとリズム一覧がでてきますので、どんなリズムがあるか聴いてみてください。
【BASS】
「BASS」ではScalerに搭載されているベースフレーズが演奏できるところです。こちらは和音ではなく単音となります。
「BASIC1」というところをクリックするとベースフレーズ一覧がでてきますので、どんなベースフレーズがあるか聴いてみてください。
【MELODY】
「MELODY」ではScalerに搭載されているメロディフレーズが演奏できるところです。メロディなので、鍵盤で押さえていない音も使われることがあります。
「COLOR A ALL」というところをクリックするとメロディフレーズ一覧がでてきますので、どんなメロディフレーズがあるか聴いてみてください。
【SEQUENCES】
「SEQUENCES」ではScalerに搭載されているシーケンスフレーズ(規則性のあるフレーズ)が演奏できるところです。
「BASIC1」というところをクリックするとシーケンスフレーズ一覧がでてきますので、どんなメロディフレーズがあるか聴いてみてください。
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