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データの送信:その1
Studio OneからNotionへデータ送信
Studio OneとNotionは同じPreSonus製のソフトなので、他のソフトにはない、それぞれのデータの送信がスムーズにできる機能が搭載されています。
※Studio Oneはバージョン3.3以降、Notionはバージョン6以降であることが必要
Studio Oneで作った作品をNotionに丸ごと流し込んで、そこからアレンジしたり楽譜にしたりできますし、Notionで作ったファイルをそのままStudio Oneに流し込んで最終的にStudio Oneに一本化するということも可能です。
ここではまずはStudio OneのファイルをNotionへ流し込む方法についてみていきます。
まず準備として、Notionの「Rewireを有効」のチェックを外しておきます。
Notionを一旦起動して、ファイルメニューの「環境設定」を開きます。
その中にある「Rewireを有効」のチェックをはずし、その下の「ネットワーク検出を許可」にチェックが付いた状態にします。
これが完了したらNotionは閉じます。
続いて、Studio Oneを立ち上げます。
今度はStudio Oneの「オプション」から「一般」⇒「ネットワーク」と進み、『リモートコントロールアプリにこのDAWの検出を許可』にチェックマークが入っているかを確認します。
これで準備は完了です。
Studio Oneで打ち込みが完了したら、ファイルメニューの「ソング」から『Notionに送信』を選択します。
Notionが立ち上がっていないと次のような画面が表示されますので、「Notionを起動」をクリックします。
再度Studio Oneに戻り、次の画面で送信の内容を選びます。
「ソング全体のノートデータを送信」を選択すると、複数のMIDIトラックをそのままNotionに送信することができます。下図はStudio Oneに入力しているMIDIトラックをNotionに送信した場合の例です。
自動的に譜表や音源が設定されるため、後々微調整をしなければなりません。
マーカートラックやコードトラックの情報もNotionへそのまま移行されます。
「選択されているトラックのノートデータを送信」をクリックすると、Studio Oneで選択したMIDIトラックのみNotionへデータを送信することになります。
「オーディオミックスダウンを送信」を選択すると、Studio Oneで打ち込んでMIDIトラックをオーディオ(WAV)に変換してNotionへ送信されます。
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