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パッドモードの使い方:その1
パッドモードの使い方:その1
Chordjamにはパッドモードが搭載されています。
パッドモードを起動するには画面右のパッドのマークを押します。
そうすると画面上に16個のパッドが表示されます。
これらのパッドにコードを割り当てておけば、パッドを押しただけでもコード演奏ができるということになります。
それでは割り当て方法について見ていきます。
ここでもスケールは「Major Scale」、コードタイプは「Major7」に設定しています。ルート音が「C」になっているので、Key of Cになっています。
まずは出したいコードをバーチャルキーボードから選びます。ここでは単純に「ド」を鳴らして『Cmaj7』にしておきます。
次に割り当てたいパッドをクリックします。ここでは「1」番に割り当てようと思うので、「1」のパッドをクリックします。そうすると次のように、1番のパッドに「Cmaj7」が割り当てられました。
同じような感じで他のパッドにもコードを割り当てていきます。単純にKey of Cのダイアトニックコードと「Gsus4」を1~8番のパッドに割り当てました。
これだけだとバーチャルキーボードを押さえるのと特に違いはありません。しかしパッドモードではキーにない音を割り当てておけるという利点があります。
例えばセカンダリードミナントを含んだコード進行にしたい場合、通常のバーチャルキーボードではキーにある音で構成されたコードしか鳴りませんので、使用できません。
ただ、こちらのパッドモードではキーにないコードも割り当てておけますので、例えば9番~14番にKey of Cで使われる可能性のあるセカンダリードミナントを割り当てておけます。
それではKey of Cで使われるセカンダリードミナントを割り当ててみましょう。まずはバーチャルキーボードで目的のコードを出しておかないといけないので、一旦「スケール/コードタイプ」も変えておかないといけません。
スケールを「Chromatic」、コードタイプを「Dominant7」にしておけば、「〇7」というコードが簡単に作れます。
ということで次のように割り当てました。
これでセカンダリードミナントを使ったJazzyなコード進行もパッドで演奏可能になります。
別にセカンダリードミナントに限らず、元々のキーにはないコードをあらかじめ割り当てておきたい場合はそれを割り当てておくようにしておきましょう。
ちなみに、割り当てたいコードを消したい場合は、画面右側にある「Clear」ボタンを押して、消したいパッドを選択します。
すべて1から作り直したい場合は「Clear All」を押せば良いだけです。
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