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『できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方』侘美秀俊著

『できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方』侘美秀俊著

『できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方』侘美秀俊著

「できる」シリーズと言えばパソコン向けの書籍というイメージがありましたが、とうとう音楽にも進出したようです!

こちらの『ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方』は楽典を扱う内容ですが、通常楽典というと五線から始まって音名、ト音記号やヘ音記号、音符や休符、拍子・・・という流れになることが多いですが、こちらはいきなり「リズム」から学ぶという斬新な始まり方です。

リズムの知識を基に音符や休符の長さ、拍子などへ知識を広げていく進み方となっております。

正直言うと、リズムから入って理解できるのだろうか?と思いましたが、読んでいくうちに「確かにこの流れで楽典を身に付けるのもアリかも」と思えました。

やはり目には見えないリズムから入るということで絵も豊富で、なおかつオールカラーで見やすいです。視覚的に理解をしやすくしようという著者の思いが伝わりました。また音声素材もダウンロードできるので初心者の方でも安心して学べます。

音楽はリズムと切手も切り離せない分野なので、リズムに対する知識は作曲においても必須です。すでに別の楽典を読んでおられる方でも、こちらの本でリズムのイメージを付けておくのをお勧めします。

また、こちらの姉妹本として、同著者の『できる ゼロからはじめる楽典 超入門』というものもあります。

『できる ゼロからはじめる楽典 超入門』侘美秀俊著

こちらは通常の楽典本と同様、五線の見方から見ていくスタイルとなっていて、割と応用的なコードの範囲まで広く薄く見ていく内容になっています。

個人的には基本的な楽典については『できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方』のみで十分と言えます。

これ以上の範囲についてはまた他の本で身に付けた方が良いかなと思います。