「マイノート」を作りましょう

作曲を行う場合、多くの方がDAWに打ち込みながらその次をどうしようかと考えて作業をされているかと思います。

ただ、あまり作曲に慣れていない人は、打ち込みながら考えると、どうしてもその場その場に意識が行き過ぎて、全体を見失う場合があります。

そういったことにならないためにも、「創作ノート」を作ることをお勧めします。

ノート

創作ノートに書く内容は、その曲に関することなら何でも構いません。

どんな曲にしたいのか、テンポは、キーは、コード進行は、使いたい楽器は、使いたいアイディアは・・・などなど

全体像をはっきりさせるとそれが羅針盤のようになり、楽曲の方向性がしっかりしてきますので、「個別に聴くと良いけど、全体は何となくチグハグ」というのを防ぐ効果があります。

また、書くことで脳が刺激され、新たな着想が生まれることもあります。

個人的には「A5」のノートをお勧めしています。
A5ノートを見開きの状態で使って、実質A4ノートのような状態で使います。

それなら別にA4ノートでも良いのでは?となりますが、大きいのは煩わしいですし、今後持ち運びすることもないわけではないのでA5にしています。

A4のコピー用紙でも良いですが、1枚1枚バラバラになって、どこかのページを失ってしまうということがあり得るので避けています。

楽譜でもDAWでも、音楽は左から右へ流れていくものなので、「A5」のノートをそのまま縦ではなく、私は横にして使っています。

ノート

また、方眼罫のものを使っています。
横罫のものは縦にすると縦罫になって非常に煩わしいですし、無地のものは自由すぎてどのくらいの大きさで書けばよいかわからず、個人的には使いにくいと思っています。

あと、リング形式も真ん中で分断されてしまうので、オススメできません。

高価なノートも使わないようにしています。
高価なノートはモチベーションがあがりますが、どうしてもきれいに使おうとしてしまい、自由度が失われてしまいます。

そのため、何をどれだけ書いても良いように、安いノートで贅沢にスペースを使って書きます。


ノートは作曲だけでなく、仕事や勉強、家事などなど色んな方面で活躍しますので、ぜひ「マイノート」を作ってください。