コード進行拝借の注意

コード

いつも平凡なコード進行しか浮かばない、何かもっとカッコいいコード進行で音楽を作りたい!

これは誰しも思うことです。

こういった場合やはり既存曲からコード進行を拝借するというのが一番の近道です。

コード進行には著作権がありませんので、どれだけ拝借しても構いません。

ただ、既存曲には作曲者自身の色んなテクニック(作曲上の意図)が隠されています。

そういった意図の基で作られたコード進行は拝借しても使いこなすのが大変です。

よくあるのが、なぜこのキーにこのコードが使われているのかわからないけど、なんとなくかっこいいので使ってみようという方がおられます。

しかしこういった場合、上辺(コード進行)だけを拝借しても、作曲者の意図までは理解できていないので、チグハグなメロディを付けてしまいがちです。

また、アレンジにも限界があるので、初心者の方はどんなに辛くても、まずはダイアトニックコードで完璧に作曲ができることをめざしましょう。

そして、難しいコード進行はしっかり理論を身に着つけてからです。