最適な「調」をみつける:1

ギター

作曲する手順として、まず「調」を選択します。

ただほとんどの人が「♯」や「♭」の付かない、「Key of C」もしくは「Key of Am」で作曲するという場合が多いかもしれません。

また人によっては、「前回はKey of Dだったので、今回はKey of Fにしよう」とか、作る段階であらかじめ決めておくという場合もあるでしょう。

しかし、本当に大切なのは「歌いやすさ」で選ぶべきではないでしょうか。

人によっては、声の音域が違いますので、出しやすい音域も異なってきます。

なので、歌いやすい音域を中心とした(カバーするような)調を選ぶべきではないでしょうか。

Hi E(ミ)くらいが中心音域とした場合、「E」がスムーズに聴こえる調にします。

たとえば、Key of EもしくはKey of Em。この場合だと、「E」音はルート音になりますので、とても歌いやすくなります。

また、Key of CやKey of C♯mだと、「E」音が3度音になりますので、調とマッチしていいと思います。

さらに、Key of AかKey of Am。この場合「E」音は5度音になるので、まあまあ歌いやすいと思います。

逆に「Key of E♭」などを選ぶと、「E」音と半音関係にあるので、少し下げて歌わなければなりません。

半音ぐらいなら下げても普通に歌えるという人は別にそれで構いませんが、人によっては、その半音下げるのもつらい人だっています。

こういう風に、作曲する場合は自分の音域から最適な調を選んでいくという方法をお勧めします。