2012.10.19
カテゴリ:雑記
本当の「芸術」
「作曲」というのは芸術の分野に属することは誰でもわかります。
そのため、芸術というものは非日常的で、限られた人にしかできないというイメージに捉えられ、作曲も同じように思われがちです。
つまり、小さい時から音楽の教育を受けていたり、音楽の才能がある、音感がいい人にしかできないと思われます。
しかし、芸術ってそんなに特殊なものなんでしょうか?
私なりに「芸術とは?」と聞かれれば「新しく生み出すこと」と答えます。
ひとつ注意すべきなのが、「新しい」は全く新しいものである必要はありません。
なにか既存のものに、自分なりの考えなり、アイディアをくっつけただけでも十分「新しい」といえます。
子供の時に「ねんど遊び」をしたことがありますね。
この「ねんど遊び」で作ったものも「芸術」ではないでしょうか?
「ねんど」という既存のものを使って、新しいものを作る。
まさに芸術です。
つまり、芸術なんてねんど遊びと同じぐらい普通なことで、特別な才能なんていりません。
同様に、作曲もそんなものです。
※もちろん、一朝一夕というわけにはいかない部分が多々ありますが
「作曲」を難しく考えるのではなく、「音」という道具を使って、自分の考えを表す作業と考えることができるのではないでしょうか。