「ドライ」と「ウェット」とは?

DTM用語で「ドライ」とか「ウェット」というのがあります。

ただ単にいえば「乾いている(ドライ)」「濡れている(ウェット)」になりますね。

これはエフェクト(音の加工)の使用時に使う言葉です。

具体的には、エフェクトがかかっていない状態を「ドライ」
エフェクトがかかっている状態を「ウェット」です。

なぜ、「ドライ」と「ウェット」という洗濯に使うような言葉を用いるようになったかはわかりませんが、おもしろいことに的外れな言葉ともいえません。

ちなみに、DAWでエフェクトを使うときは、「ドライ量」「ウェット量」を細かく設定することができますので、適度なエフェクト(いい感じのウェット)を目指すようにしましょう。

ただ、エフェクトというのはかなり人の好き好きというところがあって、ジャンルや目指す音楽によっても変わってきます。

かなりきつめのウェットでも許される場合もありますので、一概に言えないのがエフェクトの難しいところだと思います。