作曲の実際

作曲(特にメロディ作り)は感覚的にやるものだと思っておられる方は多いかもしれません。

メロディに耳を研ぎ澄ませ、一音一音、音を辿っていくようにしながら。

つまり理屈抜きに、自分の思い通りに作っていくという方法です。

しかし、実際のところ、そういった感覚に頼って作曲される方は、かなりの大物のみです。

多くの方が、
コードに対して何度か?
スケールに対して何度か?
コードトーンとのぶつかりはないか?
表拍中心ではないか?
ウラをもう少し強調してみよう
上行ばかりなので、下行も取り入れよう

など、案外理屈ありきで作曲をされている方のほうが多いと思います。

画像

やはり自分の作品に対しての、「”理論”というお墨付き」が欲しいためです。

私はこのやり方は全然間違ってはいないと思います。
むしろ、到達点もわからないまま、作曲をしていくほうが難しいのではないでしょうか?

作曲に慣れていないからこそ、音楽理論というのは大変必要になってくるものだと思います。