2012.09.07
カテゴリ:作曲アイディア
作曲したものはすべて保存
作曲していて、気に入った曲/気に入らなかった曲があります。
しかし、気に入らなかったからといって、データを削除してなかったものにするのはやめておきましょう。
気に入らなかったのは、あくまで現時点で言える事であって、将来もずっと気に入らないままということはありません。
私もすべて気に入る曲ばかりでなく、一見時間の無駄だったと思えるような作品を作ってしまうことがあります。
しかし、3ヶ月ぐらいたってもう一度聴いてみてください。
案外、思ったほど悪くないとか、もう少し調整すれば何とかなりそうだと思える場合もあります。
半年程たって聴き直せば、その曲を作ったことも忘れてしまい、全く新鮮な気持ちで自分の曲を聴く事ができます。
「いつの間に、こんな良い曲書いていたんだ」と思える時が必ず来ます。
そのため、必ず自分で作った曲は「すべて保存」しておきましょう。
一年や二年経って、それでも気に入らなければ削除しても良いかもしれません。
このことは多くの作曲家に共通のことです。ほとんどの作曲家は自分の作品を捨てたりせず、あくまで「寝かせる」つもりで時が経つのを待ちます。
そして、頃合いを見計らってもう一度聴き直すそうです。
第一線の作曲家がそうしているのだから、私たちもやらない理由はありません。