DAWとソフト音源データは分ける
パソコンのファイルは一般的に「Cドライブ」というところに保存されています。
OSに関するデータや、パソコンソフトのデータ、個人的なメールのデータなどなど。
マイドキュメントに入っているデータや、ネットでダウンロードしたものもすべて「Cドライブ」の中です。
しかし、これは危険です。なぜなら、パソコンが壊れればすべて消えてしまいます。
OSなんかは再インストールすればいいだけですが、大切な個人データの回復は不可能に近いと思います。
DTM初心者の方は、ソフトをインストールする場合、特に気にせずインストーラの「次へ」をクリックしているかと思います。しかし、そのまま「次へ」をクリックしていると、全部のデータが「Cドライブ行き」です。
そこで、DAWは「Cドライブ」、ソフト音源のサンプリングデータは別ドライブ、中でも外付けハードディスクにしておくと安心です。
パソコンを買い換える場合も、いちいちソフトを一から再インストールする必要はなく、外付けハードディスクを新しいパソコンにつなげるだけで構いません。
※ただ、最初はVSTなどのプラグインをインストールしなければなりませんが
数十GBに及ぶようなソフト音源なら、再インストールするのに数時間はかかります。
そのため、時間をショートカットするためにも、ソフト音源のデータは外付けハードドライブに保存しておきましょう。
ちなみに、DAWを外付けハードディスクに保存すると、うまく作動しないことが多いようですので、DAWのみは「Cドライブ」で構いません。