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MIDIループを自分で作る方法
MIDIループを自分で作るには
自分で考えたフレーズをループ素材として使うことが可能です。
それでは、作成方法をみていきましょう。
◆新規トラックの作成◆
まず、新規トラックを作成します。
メニューバーの「トラック」から『新規トラック』を選択します。
◆ソフトウェア音源の設定◆
続いて、音源設定です。
MIDIループを作成する場合は、画面一番左の「ソフトウェア音源」が設定されていることを確認し、『作成』ボタンを押します。
ちなみに、「リアル音源」「エレクトリックギター」を選択すると、自前のオーディオループが作れます。
そうすると、「Grand Piano」のMIDIトラックが作成されます。
◆音源の変更◆
ピアノを使ったMIDIループを作成するなら、このままでも構いませんが、別の楽器のMIDIループを作成したい場合は楽器を変更します。
変更方法は、「MIDIループの音源を変更する」でも説明しましたが、画面右側にあるソフト音源一覧から目的の楽器を選びます。
ここでは試しに「Guitars」から『Ballad Acoustic』を選択します。
音源がうまくセットされれば、トラック部分も選択した音源のアイコンと楽器名に変わります。
◆リージョンの配置◆
では、続いて「リージョン」をタイムライン上に配置します。「リージョン」というのは、わかりやすく言うと「ループの枠」のことです。
ここでは、2小節のリージョン(ループの枠)をセットします。
ちなみに、2小節を超えるループは作れません。超える場合はリージョンを後で延ばします。
リージョンを配置するには、タイムライン上で「command」キーを押します。
そうすると、「鉛筆」マークが現れます。
そのままクリックすると、1小節分のリージョンが作成されます。
このリージョンの右隅にカーソルを当て、2小節分に延ばします。
このリージョンをダブルクリックすれば「ピアノロールエディッタ」もしくは「スコアエディッタ」でループ作りが可能です。
※音符の編集について詳しくは『ピアノロールでの打ち込み』『スコアエディッタでの編集』にて
では、Ballad Acousticで次の様なMIDIループを作成しました。
この自前のMIDIループを延々と繰り返し、ドラムやベース、その他楽器を重ねていくようにしていけば、オリジナルソングの完成です。
もちろん、すべて自前のMIDIループを作成して作曲しても構いませんし、ある一つの楽器のみ自前で作成して、その他はGarageBand付属のループ素材を使っても構いません。
自前のループをループブラウザに登録するには
先程作ったループ素材を、「ループブラウザ」に登録することができます。また、オーディオループでも同じ方法で登録することができます。
◆ループの登録◆
まず、登録したいループを選択し、メニューバーの「編集」から『ループライブラリに追加』をクリックします。
そうすると、ループの追加ダイアログが表示されますので、追加したいループにあったタグ付けをします。
ここでは、次のようにタグ付けしてみました。
ループブラウザで検索すると、元々入っていたGarageBandループに混じって、自分のループが表示されます。