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『ブルースで覚える大人のコード・ワーク』山口和也著

『ブルースで覚える大人のコード・ワーク』山口和也著

「大人の」という文言に惹かれて購入してみました。
別に変な意味ではありません・・・

「ブルース(正式にはブルー)」は、ロックやジャズ、R&Bなど多様なジャンルの先祖ですけど、
あまり接点がないというかたはたくさんいらっしゃるかと思います。

個人的には「ブルース」は音楽の基礎であると思っていますので、ブルースについて学習価値ありです。

ちなみに、ブルースは「ブルース進行」と言って、12小節で一くくりになっていて、ある程度コード進行も決まっていますので、ギター初心者の方の練習曲としてはお勧めです。

で、この「大人のコード・ワーク」というタイトルのように、どこが「大人」なのかというと、一般的なトライアドに多少装飾したコードを使うところです。

たとえば、「7thコード」「6thコード」「add9th」「augコード」「dimコード」「sus4コード」などなど

何が何でも決まったコード・フォームを使うのではなく、自分でコード・フォーム(ボイシング)を作っていくことの大切さを説いていらっしゃいます。

そのためには、このコードにはどんな音で成り立っているか、物理的に可能なコードフォームにするには、どの音を押さえなければならないかを知っておく必要があります。

音楽理論的な詳しい解説はあまりないので、ある程度初級程度の理論を知っておくと、より理解が深まると思います。

『ブルースで覚える大人のコード・ワーク』山口和也著