作曲本レビュー トップ > 『ドラム・フィルイン大事典413』

『ドラム・フィルイン大事典413』菅沼道昭著

『ドラム・フィルイン大事典413』菅沼道昭著

通常のドラムフレーズは作れるけど、フィルイン(フィル)はどう作って良いかわからないという方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
なぜなら、フィルインにはこれといったやり方みたいなものがないからです。

通常のドラムフレーズなら、1拍目と3拍目はバスドラム、2拍目4拍目はスネア、そして8ビートか16ビートでハイハットという、大まかな打ち込みポイントがあります。

しかし、フィルインはやり方によってはいくらでも考えられます。
ただ、だからといって適当に作っても、はたしてこれであっているのかどうか?
何となくで作ってみても、実際では物理的に再現できないなんてこともあり得ます。

そういった方に、この『ドラム・フィルイン大事典413』はお勧めです。
1拍もの・2拍ものなど、長さに分かれていて、DVD付属で実際に演奏しているところも観ることができます。

最初は、この『ドラム・フィルイン大事典413』の中にあるフレーズをそっくりそのまま使っても良いと思います。譜面付きですので、ピアノロールや譜面入力モード等で再現が容易です。

あまりフィルはジャンルに縛られることもありませんので、どれを選んでも正解だと思います。
※ただ、ハードロックなどかなり偏ったものは、ジャンルにあったそれなりのフィルインを選ばなければなりませんが・・・

一つこの本の難点が、オーディオのみのCDが付属していないというところです。
フレーズを聴くためには、わざわざDVDをセットして、目的のところまでスタートを調整しなければなりません(大まかなチャプターはありますが)。

あと、姉妹版として『ドラム・パターン大事典326』もありますので、ドラムについて一から学びたい方は両方購入した方が良いでしょう。

『ドラム・フィルイン大事典413』菅沼道昭著