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『コード進行スタイル・ブック』成瀬正樹著

『コード進行スタイル・ブック』成瀬正樹著

幅の広い音楽を作りたいなら、やはりコード進行のレパートリーは多いほうがいいですね。
コード進行というのは案外パターン化されていて、同じコード進行が色んなところで使われているというのはよくあることです。

つまり、少ないコード進行でも十分色んなメロディをつけることができますが、コード進行のレパートリーが多ければ多いほど、他の人に作曲で差をつけることができます。

この本の良いところは、コード進行例と同じコード進行の曲が明示されているところです。
ギターやピアノなど楽器をお持ちでない方は、いまひとつコード進行を見てもどんな音の流れになるか分からないと思います。

ただし、例曲があることによって、「YouTube」などで実際に音の流れを確認することができますね。

コード進行例は、ダイアトニックコード中心もの、ノンダイアトニックコードを入れたもの、クリシェなどの応用的なコード進行、またFunk系の1コードなど多種多様、紹介されています。
さらに、各コード進行例には、その説明部分もありますので、より理解が深まると思います。

かなり端折っていますが、コード理論の基礎知識的な部分もあります。

メロディはある程度コード進行に左右される部分が多いので、色んなコード進行を吸収すれば、メロディ作りの幅も広がるでしょう。

困ったときのコード進行頼りになるのではないでしょうか。

『コード進行スタイル・ブック』成瀬 正樹著