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ソフト音源を使ったMIDIトラックの作成:その1

ソフト音源を使ったMIDIトラックの作成:その1

ABILITYでは、ソフトに音源(バーチャル楽器)が最初から付属しています。

ここでは付属音源「Hyper Canvas」を例に、付属音源を使ったMIDIトラックの作成方法について見ていきます。

まずは、画面上の「VST インストゥルメント」ボタンを押します。
※「VST」というのは、音源の規格です

VST インストゥルメント

クリックすると、「VSTi」ダイアログが表示されます。

VSTi

ABILITY Proでは、「1」~「64」番までの音源をセットするためのラックがあります。つまり、最大64種類の音源が使えるということになります。

では「1」番の『No Instrument』をクリックしましょう。

No Instrument

そうすると、ABILITYで使える音源一覧が表示されます。

音源一覧

ここでは例として「Hyper Canvas」を使います。
「Hyper Canvas」をクリックしてみましょう。

Hyper Canvas

そうすると、「Hyper Canvas」が立ち上がります。

Hyper Canvas

ただ、音源を立ち上げただけで、まだ使えません。

ですので、実際に使えるように設定しましょう。
まず、MIDIトラックを新規作成します。

MIDIトラック

このMIDIトラックと、Hyper Canvasは現状では全く別々の関係になっているので、この2つをリンクさせます。

トラック名が書かれたすぐ下のところに「出力デバイス」があります。

出力デバイス

ここをクリックして、「VSTi」の『Hyper Canvas』に合わせます。

Hyper Canvas

そうすると、出力デバイスのところにも「Hyper Canvas」が設定されます。

Hyper Canvas

こうすることで、MIDIトラックとHyper Canvasがリンクされるようになりましたので、音を打ち込むとHyper Canvasから音が流し込まれることになります。

これはHyper Canvasに限らず、他の付属音源でもそうです。
また、別売りのVST規格の音源を使う時も同様の方法で行います。