Rewireとは?
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「Rewire」という規格があります。
これは「VST」や「Audio Unit」などの規格と似ています。
具体的に説明すると、DAWとソフト音源(もしくはエフェクト)を結ぶものが「VST」や「Audio Unit」です。
対して、DAWとDAWを結ぶのが「Rewire」です。
つまり、別々のDAWを同期させることができる規格が「Rewire」です。
DAWには、そのDAWの独自の機能であったり、音源・エフェクトがあります。
しかし、たった1つの機能や音源などを使いたいために、いちいちDAWを変えていては面倒です。
そのため、ホスト(大本のDAW)に同期させる形で、他のDAWを動かせると、そういった作業が一つのDAWでできますね。
ただ、Rewire先として使えるDAWが少ないのが現状です。
主なものが「ACID」や「FL STUDIO」「Reason」「Live」とごくわずか。
逆に、Rewireのホストになれるソフトは「Cubase」「SONAR」「ProTools」などなどあります。
つまり、「Cubase」と「SONAR」、「SONAR」と「ProTools」などの同期はできないということです。
どんなDAWでも、Rewireで結ぶことができれば、もっとDTM業界も広がるのではないでしょうか?
ちなみに、Rewireは32bitOSでしか使えませんでしたが、最近「Rewire 64bit」という名前で、64bitOSでも使えるようになったそうです。