【DAWレビュー】Cakewalk by BandLabを勝手に５段階評価してみた！ - 「推し」ポイントも紹介します！

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Cakewalk by BandLabを忖度なしで勝手にレビューしてみました。Cakewalk by BandLabをご検討の方に参考になる部分がありましたら幸いです。

Cakewalk by BandLabの概要

Cakewalk by BandLabは元々、アメリカのCakewalk(ケークウォーク)社で開発されていた「SONAR (ソナー)」というソフトでしたが、親会社の開発終了宣言に伴って一時提供が中止。その後シンガポールのBandLab Technologies社にて”Cakewalk by BandLab”として再出発しました。

対応OSはSONAR時代からWindowsのみとなっていますが、一時期「SONAR Mac Prototype」というMac版にも挑戦した歴史があります(ただし性能としてはあまりかんばしくなかった・・・)。

基本的に楽器が弾けない人はMIDI機能を使った作曲になることが多いですが、ピアノロール機能とスコア(譜面)機能両対応なので、楽譜が苦手な人でも得意な人でもスムーズに作曲に入っていけます。また、オーディオ入力対応もしていますので、そのままレコーディングもできます。

トラック数はMIDIトラック・オーディオトラック無制限なので大掛かりな作品でも安心です。

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Cakewalk by BandLabの「推し」ポイント

Cakewalk by BandLabは、旧SONARの最上位グレード「SONAR Platinum」と同等のソフトになっています。

「SONAR Platinum」は約６万円ほどでしたので、それが無料で使えるというのは驚くべきところです。
※ただし、SONAR Platinumに付属していた音源やエフェクト類はかなり削減されてしまい、SONAR Platinumでは６０GBほどあったのが、Cakewalk by BandLabでは３GBです。

無料ながら今でもアップデートがされ、バグ修正だけでなく新機能の追加もされています。

SONAR Platinumと同様に、ピアノロールだけでなくスコア(楽譜入力)機能が使えます。また、別売りの音源やエフェクトが使えるようになっています。

同じWindows対応の無料ソフトである「Studio One Prime」ではスコア機能や、別売り音源やエフェクトも使えない仕様になっています。

そういった点でStudio One Primeよりは高機能な無料ソフトと言えます。

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Cakewalk by BandLabの残念なポイント

「推し」ポイントだけでは忖度しているみたいなので、残念なポイントにも言及していこうと思います。

Cakewalk by BandLabは高機能がゆえにちょっと初心者では扱いにくいDAWと言えます。このソフトをスムーズに使えるのはSONAR時代からのユーザーくらいでしょう。

その他、Cakewalk by BandLabは開発終了に伴って生まれたソフトなので、またいつ開発終了になるかわからないという将来性への不安が常に付きまとうというデメリットがあります。

開発終了になるとCakewalk by BandLab独自のファイルはもう開けなくなりますので、作った曲がぜんぶパーになってしまいかねません。

そういったことから、無料ソフトでは「GarageBand」や「Studio One Prime」の方が使いやすく、安心できるかなというのが本音です。

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Cakewalk by BandLabの総合評価(５段階)

他の有料ソフトと同じ土俵で評価するのはちょっと不公平ですが、Cakewalk by BandLabの総合評価は５段階中・・・

★★★

星３コです！

Cubaseとシェアを二分してきたSONARの開発終了は衝撃的でしたが、Cakewalk by BandLabとして再出発できたのは非常に喜ばしいものでした。ただ、やはり以前の音源やエフェクト類の削減から、かなり物足りないDAWになってしまった印象があります。

また、SONARユーザーだった方ならスムーズに使えますが、初心者では扱いづらいソフトと言えます。

当スクールではCakewalk by BandLabの使い方に関するページもありますので、操作については宜しければ下記を参考にしてみてください。
⇒「Cakewalk by BandLab 使い方講座」

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