マウスの重要性

意外と見落とされがちなのが「マウス」です。楽器等でレコーディングしない方は必然的にマウスで音符を1つずつ入力していかなければなりません。そこで、良いマウスを使うとより作業が楽になります。

ここで「良い」というのは、「使い勝手が良い」ということです。どんなマウスが使い勝手がいいかを自分なりにまとめると次のようになります。


大きさ:大きすぎず、小さすぎず
軽さ:重たすぎず、軽すぎず
ケーブル:ワイヤレスマウスがオススメ
マウスボタン:単純な右と左クリックのボタンだけではないもの


この中で一番大事なのが「マウスボタン」です。

実際の作業ではコピー、ペースト、音符の移動・編集・取り消し、音符の長さの変更などなど、いろんなアクションが必要になります。

そういったいつも使うアクションをマウスだけで完結できると非常に効率的です。

そこでオススメなのが、自由に指定の動作を割り当てられるボタンの付いたマウスです。

今使っているElecomの「 “EX-G” Ultimate Laserマウス」というマウスは、右左クリックボタンだけでなく、自由に割り当てられるボタンが8つ付いています。
※左右のスクロールボタン含む

この8つのボタンによく使うアクションのキーを割り当てておきます。そうしておくと、いちいちメニューバーから「コピー」や「ペースト」、「削除」「保存」など選択しなくても、マウスに割り当てたボタンを押すだけで可能になります。

また、もう一つオススメなのが「スクロールボタン」が付いたマウスです。スクロールボタンというのは、そのボタンを押すことで上下左右に画面が移動できるというものです。

特に作曲というのは、時間軸に沿っていきますので、どうしても左右の移動が頻繁に必要になってきます。

それを一々、画面の隅にあるスクロールボタンにマウスカーソルを持っていく作業をしていては非常に煩雑です。

しかし、マウスにスクロールボタンがあれば、マウスカーソルを動かすことなく、その場でスクロール可能になります。

ただ、作曲ソフトによっては、マウスのスクロールボタンに対応していないものもありますので、注意が必要です。